2020年02月19日

県産木材の活用模索中3

県産木材のスタディツアーから、県産木材の利用に設計側で出来ることを模索中です。

まずは何か作ってみて感じてみようと、ハマセンダンという木で座卓を作ってみました。

県産木材の活用模索中3

濃淡のある木目が味わい深く、木が持っている生命力とでもいうのを感じられます。

建築空間はある程度等質的な材料で作られることが多いので、県産木材のような個性的な素材を用いると、ゆらぎのある肌合いや形状が古民家の軒柱チャーギのように、空間の印象を柔らかくしてくれると思います。

それと作っていて大きく感じたのは、自分の加工技術の乏しさと家具屋さんや職人さんの腕前の凄さ、それと長年育ってきた木材を使わせてもらう事への林業関係者の方々と木そのものへの敬意です。ありがとうございます。

こういった体験をする事が考えることや作ること、使うことにおいても大きな事だと思いました。

下地洋平


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Posted by Croton at 09:11│Comments(0)お仕事全般
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