2022年07月11日

庇の寸法

梅雨が明け、沖縄も本格的に日射が強くなってきました。

庇の効果
夏の時期の日射、緯度低い沖縄では時間帯、敷地周辺の状況にもよりますが、水平面(屋根面)での日射量が多いです、屋根面の日射対策はもちろんですが、庇を出すことによって、窓や壁にうける日射を遮り影響を、少なくすることができます、また、降雨の壁面などへの影響も軽減でき、建物や敷地の形状、条件が合うのであれば庇は出したほうが有利です。

風の対策
庇を出すことによって、台風など風の影響を受けることになります、部材の寸法や、接合方法など木造などの場合は検討が必要、鉄筋コンクリート造の場合は風の影響は比較的大きくありませんが、重量などは検討しておくことが良いかもしれません。


庇の寸法
H邸  現在、設計監理中のH邸、平屋で庇が大きく出せる条件でしたので、約90㎝出ています、日射の抑制、雨よけによいかなと考えています。

玉城 盛太



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Posted by Croton at 11:37│Comments(0)お仕事全般
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